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- 【特集記事vol.21】子どもの紫外線対策
まずはじめに・・・・
これは、何度も説明して聞き飽きたかもしれませんが、私たちの皮内から分泌される「皮脂」というものは、紫外線やその他の環境から肌を守るバリアゾーンを形成するために役立っています。
2本足で歩く私たち人間は、鼻の頭により多くの紫外線を浴びます。
なので、鼻の頭は常に強化されていなければいけないので、他のところよりも皮脂の分泌が活発なのです。
だから、鼻の頭にはシミ一つできませんよね。(Tゾーンはオイリーなのは、自然なこと)
子ども、特に幼児(2歳〜5歳)の紫外線対策について
幼児は常時成長過程にあります。
健常であれば常に新鮮な皮脂が活発に分泌されていてお肌を守っているので、日常生活レベルの紫外線による弊害が生じるということはまれです。
しかし、どんな安全な化粧品でも、化粧品という抗原となる物質(抗体)やその他病原菌などに対する免疫力が形成過程にある子供は、化粧品に感作(反応)して負けてしまう場合があります・・・
結果!子どもにも安心して使える日焼け止めは、ないということなのです・・・
では、どうすればいいのか・・・?
物理的な対策をおすすめします!
例えば、帽子をかぶる、長袖シャツをきる、できるだけ日陰をつくってあげるなどの乱反射対策で紫外線をカットしてあげることを優先してください。
どうしても、化粧品が必要であるとすれば、お肌に合うことを確認した上で、物理的対策と併用して肌を弱酸性に保つための 酸性ローション(KBローションα)をはたく程度にして、とにかく新鮮な皮脂でできた膜(皮脂膜)を洗い過ぎない程度のケアで十分です。
その理由は・・・
今、もっとも肌トラブルの原因となる一つに、必要以上に「洗いすぎ」ていることです。
だから、肌がカサカサになり、紫外線やその他の環境から肌を守ってくれている「バリアゾーン」が壊れて、
弱肌になっていくケースがとても多いからです。(大人も同じです)
どのような化粧品を選ぶかというよりも、肌の状態に合わせてどのような工夫をするかを優先してください!