
寒さによる冷えなどが原因で血の巡りが悪くなると、古い血液が停滞し栄養や酸素が肌へと行き渡りにくくなります。そこに睡眠不足が重なれば、さらに血行が悪くなり様々な肌トラブルにつながります。体温が一度下がると病気と闘う免疫力は30%低下するといわれるほど、「冷えは万病のもと」です。 寒い季節、とにかく体を温めることが大切です。 |

冬の寒い時期なのにシャワーだけですませてしまうことが、
体温が低くなっている原因のひとつです。
1. 足湯を始める前にコップ1~2杯の水を飲む
2. 上体にバスタオルをかける
3. 43~44℃程度のお湯(火傷しない程度のお湯で冷めたらさし湯)
4. くるぶしの中央までお湯をつける(4~6分)
5. 両足が真っ赤になったらやめる
6. 片一方の足が赤くなっていない場合は、その足だけをあと2分間程度おこなう
※洗面器やバケツを使ってやるよりも、手軽で軽量な発泡スチロールの方が保温性もあっておすすめです。
積極的に体を動かして筋肉を使ってやると全身の血行がよくなりますから、肌の細胞にも栄養と酸素が行き渡って新陳代謝が活発になるからです。
冬は寒くてつい、外に出るのがおっくうになりがち。そんなときは家の中で立ったまま片足ずつ、その場で太ももを高くあげる運動をしてしっかり鍛えましょう。
「蒸しタオル」のいちばんの目的は・・・
コールドクリームの脂を拭き取るだけではなく、寒さで血不良にならないために「蒸しタオル」の熱を使って血行をよくしてあげることが最大の目的です。
だからと言って、長い時間をやる必要はありません!
30秒でOKです!!
「あっ~ 気持ちいいなぁ~♪」と思えるぐらいの温度をお顔にあててあげてください。
それをするだけで、血行を高めてくれますから、お肌の回復力も上がってきます!
もし、疲れて帰ってきたときに「蒸しタオル」をするのが面倒で、やらない日があったとします。
それでも、良いと思います!!
必ず、次の日は「蒸しタオル」を使ってあげればいいのですから。

ぜひ、今日から実行してみてください!
主な参考文献
『春・夏・秋・冬「体を温めて」病気知らず!』 石原結實、三笠書房、2008年。
『体が若返る10の生活習慣』 中野ジェームズ修一、ソフトバンク新書 2008年。